この記事は
こんな方におすすめ
- 物作りが好きでインテリアを自分で作ってみたい。
- アジアンテイストな雰囲気の部屋が好き。
- できるだけ安くインテリアを作成したい。
などのような方へおすすめな記事になっています。
このような流木鉢の作り方について解説していきます。
おすすめポイント
- 拾った流木から作るので、木材費はタダです。
- 流木は同じものが無いオンリーワンの存在なので、自分だけの流木鉢が作れます。
- 流木は形がイビツなので、加工ミスが目立ちにくく初心者でも取り組みやすいです。
- 流木拾いは海岸などの掃除に繋がるので、地域貢献にも繋がります。
流木インテリアを室内に置くだけでアジアンテイスト風な雰囲気が出てオシャレなのでおすすめですよ。
自分はDIY素人ですが、素人なりの経験が誰かの役に立てば嬉しく思います。
物作りが好きな方はぜひチャレンジしてみて下さいね!
それでは解説していきます。
流木鉢の主な使い道について
流木鉢の用途
- 玄関先や部屋等に100均の造花などを入れて飾るだけでもカフェ風に。
- ちょっとしたペンなどの文房具立てに使用してもオシャレです。
- TVやエアコンなど、どこに置いたか忘れがちなリモコン置きに使用してもクールです。
考えるほど色々使い道があり、しかもオシャレです。
中でも流木と造花の組み合わせは抜群ですよ!
採取法と事前処理について
流木は漂着ゴミと言われるだけのことはあり、そのままだと虫や汚れ等が酷い状態です。
衛生面で安全に使用するためにも出来る限りキレイにしてから加工した方がいいと思います。
流木採取はこちらの記事を
5分でわかる海や川に流木拾いの冒険に必要なアイテム
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アク抜き処理はこちらの記事をご覧ください。
初心者こそ見てほしい流木のアク抜きのやり方、大切さ
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切断工程について
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1自分好みに高さを決め、流木を切断します。
鉢に用いる流木はそれなりに太い径の流木を使用するので、切断には電動工具を使用するのが便利です。
自分はこちらのKIMOレシプロソー【QM-9519】を使用しました。
製品についてはこちらの記事をご覧ください。
電動のこぎりはKIMOレシプロソー【QM-9519】おすすめです
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電動工具は早くて楽に加工できる便利なアイテムですが、取り扱いが大変危険です。
中でも切断工具は特に危険なので、取り扱いに十分気を付けて作業しましょう。
そんな方は普通のノコギリでも全然大丈夫だと思います。
人力だと疲れますが、作業量が少ないなら電動工具を使用するより安全なのでおすすめです。
鉢部分の穴掘り工程について
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2造花やペンなど入れるために穴を掘ります。
美的センスの欠片もない画像で申し訳ないですが、上記が参考図になります。
〇部に穴を掘るために印をつけ、先に小さな〇部にドリルで細かく無数に穴あけをします。
手持ちの工具で何とかしようと思い、その後20mmのボアビットで円を描くように削りました。
ココがポイント
細かく穴あけを先に行うことで、ボアビットでの切削がスムーズにいきます!
そのままの状態でいきなりボアビットを使用しても上手く噛まずに何度か失敗しましたが、この方法ならスムーズに穴掘りができました。
事前にマスキングテープでドリル刃に目印を付けておくことで、ある程度均一に掘る深さを調節できますよ。
注意
素人なりの方法ですので、あくまでも参考程度に見て頂ければ幸いです。
ボアビットで削る際、木の破片が飛ぶ恐れがあるので保護メガネは最低限付けておいた方が安全です。
穴掘り工程で使用した工具類はこちらになります。
KIMOインパクトドライバー【QM-3602B】
製品についてはこちらの記事をご覧ください。
KIMO【QM-3602B】インパクトドライバー。コスパ抜群です
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ドリル刃
6.35mm六角軸。
木工用で径の種類が豊富なドリル刃10本セットです。
直径(mm)
- 2.0
- 2.5
- 3.0
- 3.5
- 4.0
- 4.5
- 5.0
- 5.5
- 6.0
- 6.5
ボアビット 20mm
※ある物で何とかしようと径が小さいボアビットで何度も切削しましたが、ある程度径が大きいボアビットを使用する方が楽だと思いました。
6.35mm六角軸。
木工用で径の種類が豊富なボアビット5本セットです。
直径(mm)
- 15
- 20
- 25
- 30
- 35
切断面のバリ取り、研磨工程について
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3切断面のバリ取り、丸み付けや研磨を行います。
流木を切断した際の切断面のバリ取りと丸み付けを行います。
自分が採取した流木は硬い材質が多く、こちらのインパクト用のヤスリビットを使用しました。
金属用ですが、いい感じに削りやすくて使えました。
次にボアビットで切削した鉢内部の研磨を行います。
こちらのような感じのインパクト用のワイヤーブラシを使用しました。
ココがおすすめ
ホイールタイプのワイヤブラシが鉢内部でいい感じに使いやすいです!
粗削りにはなりますが、多少の歪みも直せるし簡単でおすすめですよ。
全体的な研摩は流木の味を生かすために行いませんでした。
下地処理をしっかり行うことが、塗装の良い仕上がりに繋がるとは思いますが、そのまま塗装してしまいました。
造花などを入れて飾るくらいなら、特に問題無く使用できますよ。
どうしても汚れなどが気になる部分だけサンドペーパーを軽くかけました。
荒削りから仕上げ磨きまで行える、紙ヤスリです。
塗装工程について
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4全体に塗装を行います。
海の流木だとアクを抜いても潮の匂い等がしてきますので、表面に塗装処理します。
ココがポイント
流木の味を生かすために、塗料はクリアがおすすめです。
吹き付けは30cm程度の距離を取り、一定スピードで薄塗りし、乾いてからもう一度重ね塗りすると上手くいきますよ。
自分は手頃なラッカースプレークリアのみで塗装しました。
注意
油性塗料のため、換気に気を付けて作業してください。
ラッカースプレーのみ2度塗りして日常で使用していますが、特に問題無く日常で使用できています。
まとめ
流木鉢の加工工程について振り返りです。
step.1
自分好みに高さを決め、流木を切断します。
step.2
造花やペンなど入れるために穴を掘ります。
step.3
切断面のバリ取り、丸み付けや研磨を行います。
step.4
全体に塗装を行います。
センスはともかくとして、こんな流木鉢も同じように作れます。
流木鉢は様々な使い道があり、かつオシャレです。
アジアンテイストな家が好きな方には流木鉢はぜひおすすめしたいアイテムです。
モノ作りが好きな人の参考になれば嬉しく思います。
最後まで閲覧いただきありがとうございました。