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見てない方はそちらも先に閲覧いただけると嬉しいです。
YihaiのS5bluetoothイヤホン使ってみたら神コスパ商品でした。
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この記事では種類が多く、選び方が分かりづらいBluetoothイヤホンを
自分でこの商品を買って良かった!と思えるような選び方ポイントを解説していきたいと思います。
Bluetoothイヤホン購入する際見るべきポイント
いざネットショッピングや家電量販店で探してみると種類が多すぎて結局何がいいのかよく分からなくなることってあると思います。
迷ったときにはこちらのポイントを参考にしてみて下さい。
ポイント
- イヤホンの音質規格(iphone端末と繋げる場合:AAC Android端末と繋げる場合:基本的に何でもOK)
- イヤホン形状、デザイン(カナル型、インナーイヤー型、耳掛け型など)
- 防水及び防塵規格がついてるか(完全防水がIPX8 完全防塵がIP6X 両方完全:IP68)
- Bluetooth規格は新しいか(最新5.1か5.0)
基本的にこのポイントを押さえればオッケーです。
あとは自分がイヤホンに何を求めているのか選んでいだだければ大事なお金を損する確率が下がると思うので参考にしてみてください。
それぞれ簡単に解説していきますね。
イヤホンの音質規格は何が使われているか
Bluetoothとはデジタル機器同士をつなぐための近距離無線通信の1つです。
そんなBluetoothでどうやって音を飛ばしてるかというと
コーデック (Codec) は、符号化方式を使ってデータのエンコード(符号化)とデコード(復号)を双方向にできる装置やソフトウェアなどのこと[1][2][3][4][5]。 また、そのためのアルゴリズムを指す用語としても使われている[6][7][8][9]。
引用:wikipedia
コーデック種類としては
SBC、AAC、aptX、aptx HD、LDAC……などなどあります。
ちなみにSBCは基本のbuletooth標準コーデックです。(一番音質悪い、遅延ある等)
自分もですが、横文字が嫌いな人にはキツイデスネ。
なので
ポイント
- iphone ユーザー ⇒ AACのイヤホン買うべし!
- androidユーザー ⇒ オーディオコーデックを選択出来るので、好きなのでOK!
基本的にこれで間違いありません。
なぜかというとここ結構大事なのですが
注意
高音質、低遅延(LDAC)のイヤホンを買ってもデバイス(iphone)が対応していないので意味ない!
iphoneのコーデックはSBCかAACと言われているのでiphoneユーザーがLDACイヤホン買ってもSBCで繋がってしまいます。
なので、iphoneユーザーの場合はAAC対応イヤホンを購入した方がより高音質で音の遅延が少なくなります。
androidはコーデックをデバイスで選べるので基本的に悩まなくてもいいと思います。
せっかく買ったイヤホンをフルで使うためにぜひデバイスとイヤホンのコーデックは確認しましょう。
イヤホン形状どのタイプを選択するか
イヤホンタイプは主に3つあります。
それぞれ簡単な特徴を説明すると
ポイント
- インナーイヤータイプ ⇒ 周りの音も聞こえつつ、音楽も聴きたい人向け。
- カナルタイプ ⇒ 外部を遮音して、自分の世界に没頭したい時向け。
- 耳掛けタイプ ⇒ 耳にイヤホン入れたくない人向け。ヘッドホン的な感じ。
字だけだとイメージが湧きづらいと思うので、写真も参考にしてみて下さい。
《インナーイヤータイプ》
撮り方がヘタですみません。謎の昆虫ではないですよ。
耳の中に引っ掛ける感じなので、取れやすいかと思われがちですがランニングも普通に出来ちゃいます。
耳の中に埋め込むわけでもないので、圧迫感も無く疲れづらいです。
自分が紹介したS5イヤホンもこちらのインナーイヤータイプになります。他にもこのような商品もあります。
《カナルタイプ》
こちらがカナルタイプになります。
耳栓みたいな耳の中に埋め込みタイプなので遮音性が高く、音漏れもしないです。
耳の中に埋め込むので圧迫感が苦手な人には向かないかもしれません。
考え方次第ですが、自分は外で使う場合周りの音も聞こえないと安全面で心配なのであまり使いません。
自宅で一人の場合の時などは自分の世界に没頭出来るので良いと思います。
他にもこのような商品もあります。
《耳掛けタイプ》
引用:Amazon
こちらが耳掛けタイプです。
正直自分は使ったことが無いので使用感は良く分かりません。
他にもこのような商品もあります。
簡単でしたが、以上で形状ごとまとめ終わります。
形状の違いで使用感が結構変わりますので参考になればと思います。
防水機能及び防塵機能はついてるかどうか
自分の用途に合わせて、必要ならあれば嬉しいと思います。
例えば
例
- 趣味がランニングや筋トレで、よく汗をかく方 ⇒ 防水仕様
- 趣味がDIYで木など削る等、粉塵環境で聞く方 ⇒ 防塵仕様
- 水が触れる環境でも粉塵環境でも使いたい方 ⇒ 両方仕様
たとえがヘタでつっこみが色々ありそうですが、こういう状況で使いたい方がいたら
防水防塵機能にも注目して購入しましょう。
防水及び防塵規格というのは
JIS C 0920:2003(IEC60529:2001)
で定められています。JISというのは日本工業規格のことです。
こういうルールで合格した製品がはれて防水や防塵を堂々と名乗れるわけですね。
ポイント
- 防水の場合 IPX4 ← 大きい数字ほど防水性能上がります。
- 防塵の場合 IP5X ← 大きい数字ほど防塵性能上がります。
- 両方兼ね備えてる場合 IP54 ← 大きい数字ほど防水・防塵性能上がります。
参考までに規格です。
第二特性数字で示される水に対する保護等級。
数 要約 定義 0 無保護。 − 1 鉛直に落下する水滴に対して保護する。 鉛直に落下する水滴によっても有害な影響を及ぼしてはならない。 2 15度以内で傾斜しても鉛直に落下する水滴に対して保護する。 外郭が鉛直に対して両側に15度以内で傾斜したとき,鉛直に落下する水滴によっても有害な影響を及ぼしてはならない。 3 散水に対して保護する。 鉛直から両側に60度までの角度で噴霧した水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。 4 水の飛まつに対して保護する。 あらゆる方向からの水の飛まつによっても有害な影響を及ぼしてはならない。 5 噴流に対して保護する。 あらゆる方向からのノズルによる噴流水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。 6 暴噴流に対して保護する。 あらゆる方向からのノズルによる強力なジェット噴流水によっても有害な影響を及ぼしてはならない。 7 水に浸しても影響がないように保護する。 規定の圧力及び時間で外郭を一時的に水中に沈めたとき,有害な影響を生じる量の水の浸入があってはならない。 8 潜水状態での使用に対して保護する。 関係者間で取り決めた数字7より厳しい条件下で外郭を継続的に水中に沈めたとき,有害な影響を生じる量の水の浸入があってはならない。 引用:JIS C 0920:2003(IEC60529:2001)
表現が難しく書かれてますが
IPX4の規格で雨は防げるイメージでいいと思います。
これらは最強のIPX8搭載イヤホンです。
次は防塵規格です。
第一特性数字で示される外来固形物に対する保護等級。
数 要約 定義 0 無保護。 − 1 直径50 mm以上の大きさの外来
固形物に対して保護している。直径50 mmの球状の,固形物プローブの全体が侵入してはならない。 2 直径12.5 mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している。 直径12.5 mmの球状の,固形物プローブの全体が侵入してはならない。 3 直径2.5 mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している。 直径2.5 mmの固形物プローブが全く侵入してはならない。 4 直径1.0 mm以上の大きさの外来固形物に対して保護している。 直径1.0 mmの固形物プローブが全く侵入してはならない。 5 防じん形 じんあいの侵入を完全に防止することはできないが,電気機器の所定の動作及び安全性を阻害する量のじんあいの侵入があってはならない。 6 耐じん形 じんあいの侵入があってはならない。 引用:JIS C 0920:2003(IEC60529:2001)
こんなの真面目に覚えてたら体調不良になりますね。
IP5X以上でホコリまみれの場所でも使えるイメージでいいと思います。
防塵のみのイヤホンというのもなかなかありません。
防水防塵イヤホンになります。性能を取ればやはり値段がかかりますので自分の用途に応じて検討してみてもいいと思います。
ここまで長くなりましたが、見ていただきありがとうございます。
もう少しで終わるのでお付き合いいただけたら嬉しいです。
Bluetooth規格が新しいかどうか
Bluetoothとはデジタル機器同士をつなぐための近距離無線通信の1つです。
Bluetooth誕生から現在に至るまで様々な歴史があったみたいです。
参考までにどうぞ。
・1.0b 最初のバージョン。
・1.0b + CE (Critical Errata)1.0bに修正を加えた。
・1.1 最も普及したバージョン。
・1.2 2.4GHz帯域の無線LAN (IEEE 802.11/b/g) などとの干渉対策が盛り込まれた。2003年11月公開。
・2.0 容量の大きいデータを通信する際に最大通信速度を3Mbpsの通信に切り替える Enhanced Data Rate (EDR) がオプションで追加できるようになった。2004年11月公開。
・2.1 ペアリングが簡略化され、近距離無線通信の Near Field Communication (NFC) に対応した。マウスやキーボードなどのスリープ時間が多い機器のバッテリーを最大で5倍延長できる「Sniff Subrating」機能を加えた。2007年3月公開。
・3.0 Protocol Adaptation Layer (PAL) とGeneric Alternate MAC/PHY (AMP) によって無線LAN規格IEEE 802.11のMAC/PHY層の利用が可能となり、最大通信速度が24Mbpsとなる High Speed (HS) がオプションで追加できるようになった。また、電力管理機能を強化して省電力性を向上させた。2009年4月公開[12]。
・4.0 従来からの Bluetooth Basic Rate/Enhanced Data Rate (BR/EDR) に加えて、BR/EDR に比べ大幅に省電力化された Bluetooth Low Energy (LE) が追加された。Bluetooth SIGが公開する資料によれば、ボタン電池1つのみでも数年駆動可能としている。転送速度は1Mbpsだが、データパケットサイズが8 - 27オクテットと非常に小さくなっている。これは、例えば家電製品などに搭載されたセンサとのデータ通信に向けた仕様となっている。この点が BR/EDR と方向性が異なっており、互換性が無く、ベンダは BR/EDR と LE をそれぞれ目的別に採用するものとされている。ホスト側は両方を組み込んだ「デュアルモード」を実装できる。BR/EDR に ATT and GATT over BR/EDR を追加。2009年12月公開。
・4.1 Bluetooth Low Energy に モバイル端末向け通信サービスの電波との干渉を抑える技術、データ転送の効率化、自動の再接続機能、直接インターネット接続できる機能、ホストとクライアント同時になれる機能、が追加された[13]。
・4.2 Bluetooth Low Energy に Data Packet Length Extension を追加し、通信速度(アプリケーションスループット)が260kbpsから650kbps[14]に2.5倍高速化。Bluetooth Low Energy が IPv6/6LoWPAN でインターネット接続できるようになる[15]。
・5.0 Bluetooth Low Energy のデータレートが2Mbps, 1Mbps, 500kbps, 125kbpsになり、2及び1Mbpsは従来通り到達距離が100m、125kbpsは到達距離が400mとなった[16]。引用:Wikipedia
こちらも頭痛と吐き気がしてきますね。
そんなあなたへまとめます。
ポイント
Bluetoothは数字が大きい規格を選べばオッケー!(現状は5.1が最大です。)
今後どんどん進化してBluetoothの規格が更新すると思いますが、出来るだけ数字が大きいバージョンを買っておけば最新で間違いありませんよ。
というより最近はほとんどが5.0か5.1で極端に古い規格のイヤホンは売ってないのでそんなに気にしなくていいと思います。
ちなみに、Bluetooth5.1の記載がWikipediaでは探せませんでしたが、5.0には無かった方向探知が主に追加になりました。
どういうことかというと
紛失防止でこのようなタグを付けていれば45m以内であれば、どこにあるか教えてくれる優れものです。
よく物忘れをしてしまう方であればおススメしたい代物です。
まとめ
bluetoothイヤホンを買う際のポイント
ポイント
- デバイスとイヤホンのコーデックを確認する。(基本AACで十分です。)
- 用途に応じたイヤホン形状を選択する。(カナル型、インナーイヤー型、耳掛け型)
- 水及び粉塵環境で使うなら防水及び防塵規格付きを選択する。
- Bluetooth規格を最新か新しめを選択する。
これからイヤホンを新しく買う方などは損をするのは一番もったいないので
今回の記事が少しでも参考になればいいなと思います。
長くなりましたが最後まで閲覧頂きありがとうございました。