この記事では
廃棄予定のふるーいPCラックでも
大理石調で高級っぽくリメイクできます!
DIYリメイクするメリット
- DIY消耗品などは比較的安く手に入るため、新品ラックを買うより経済的です。
- リメイクシートや塗料は種類が多いので、自分好みに作れます。
- 自分で作った家具は愛着がわくので、より大切に使うと思います。(たぶん‥)
この記事では、自分が実際に行った工程について解説していきます。
ぱっと見いいじゃん!って方は見ていただけたら嬉しく思います。
PCラックを解体しよう
step
1パーツ毎にそれぞれ解体していきます。
ポイント
- インパクトドライバーなどの電動工具があればすごく楽です。
- どこのネジか分かるようパーツケースに印を付ければ組み立てが楽です。
下は解体後の画像です。
解体はドライバーでも出来ますが、インパクトドライバーがあれば楽で早いです。
DIYやるなら割と必須アイテムなので、あれば便利ですよ!
コスパのいいインパクトドライバーです。
KIMO【QM-3602B】インパクトドライバー。コスパ抜群です
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後々組み立てる事を考え、こちらのパーツケースを使用しました。
ココがおすすめ
ケース14個と多いので複数部品に対応でき、薄型なので持ち運びも便利です!
解体前に事前に養生テープなどで自分が分かるように印を付けておくと組み立てが楽でした。
汎用性抜群な養生テープセットです。
リメイク前の下地処理:フレーム編
step
2塗料をキレイに塗るために下地処理を行います。
ポイント
- 電動サンダーがあればサビ落としなどがすごく楽です。
- 塗料が密着しにくい材質でも下塗りでミッチャクロンマルチを使用すれば、塗装も剥がれづらく長持ちします。
せっかくキレイに塗装したつもり密着不良で塗装が簡単に剥がれてしまうとショックですよね。
これを使えば必ず大丈夫!という訳ではないですが、手軽に使えるプライマーとしてミッチャクロンマルチはおすすめですよ。
ペーパー研ぎは不要とのことですが、塗装面の油分、汚れ、不活性塗膜等は完全に除去する必要があるみたいです。
今回はフレームが多少サビていたため、サンダーで研磨しました。
こちらを普段使用していますが、使いやすくおすすめです。
コスパのいい充電式サンダーです。
WESCO20V充電式デルタサンダー【WS2354】おすすめです
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研磨は粉がたくさん出るので、作業前に事前にマスカーで作業台を養生しておけば片付けが楽です。
塗装時の養生などでも使えるので便利です。
フレーム研磨は粗目のサンドペーパー(80番)で行いました。
このサンドペーパーはWESCO充電式サンダーで使えるのでおすすめですよ。(粗目~中目 各10枚)
下画像のような、サンディングホルダーを使いながらの研磨も便利でした。
取付方法もすごく簡単です。
〇部分にサンドペーパーを差し込んで
挟み込むようにフタをすればOKです。
ホームセンターなどで安く手に入り、簡単に使える点がメリットです。
フレームの研磨を一通り行いました。
研磨後は表面に粉が残っているので、水拭きをしっかり行います。
塗装前のプライマーで、簡単に幅広い素材に使えるミッチャクロンマルチスプレー(左)を使用しました。
ミッチャクロンマルチのスペック
- 多種多様な素材、幅広い上塗りに対応の密着性抜群なプライマー
- ペーパー研ぎ不要
- 黄変無し
- 有害金属類は一切不使用
- F☆☆☆☆適合、RoHS2対応
ミッチャクロン後の画像です。
写真だと分かりづらいですが、表面がざらざらしている感じです。
乾燥目安は上塗材により異なるので注意が必要です。
気温:20度 湿度:60% の場合の乾燥時間目安はこちらです。
これらのポイントを押さえて塗ることで、ミッチャクロンマルチの効果が最大限活かせると思います。
匂いがありますので、換気に気を付けて作業しましょう。
フレームをストーン調(ブラックストーン)にリメイク
step
3ストーン調スプレー(ブラックストーン)で塗装します。
ポイント
- 薄塗でしっかり乾燥してから2~3度塗りを行うとキレイに仕上がります。
普通の黒でもオシャレでかっこいいのですが、興味本位でこちらのスプレーを使用しました。
ざらざらの質感が大理石風リメイクシートとマッチしていていい感じでした。
ストーン調スプレー(ブラックストーン)の仕上がり具合です。
吹き出しの勢いが結構強いので、塗装面との距離に気を付けて作業すれば上手くいくと思います。
リメイク前の下地処理:天板編
step
4リメイクシートを剥がれづらくするために天板の下地処理を行います。
ポイント
- 比較的キレイな場合でも水拭きだけでも行っておくと剥がれづらくなります。
- 油汚れが酷い場合はシリコンオフが便利です。
リメイク前ですが、けっこう黒ずんでました。
リメイクシートの場合でも密着不良があると、使っているうちに徐々に剥がれてきます。
せっかくキレイに貼ったのを長く維持するためにも、下地処理は行った方がいいと思います。
特に目に見えづらい油汚れなどもあると思うので、こういった物で軽くふき取るだけでも仕上がりが全然違うと思います。
スプレーしてふき取るだけでOKなので手軽に使用できます。
匂いがあるので、換気に十分気を付けて作業しましょう。
天板を大理石風にリメイク
step
5好みのリメイクシートを天板に貼ります。
ポイント
- 一人で貼る場合、角を決めるためにクランプを使用すると便利です。
- 油汚れが酷い場合はシリコンオフが便利です。
下画像は仕上がり具合です。
今回はこちらのdysonの大理石調シートを使用しました。
100均でも様々なオシャレなリメイクシートがあるので、好みのシートで試してみてください。
最初にシート貼りで失敗した点についてまとめました。
DAISOのシートの場合ですが、これからやる方は自分と同じ失敗をしないよう参考になれば嬉しいです。
天板のサイズが大きく継ぎ足しで貼る必要があったのですが、クロス貼りのように重なり部分をカッターで切ってはりました。
下画像の重なり部分【中と外】をはがす際、重なり部分の粘着剤のべたつきがすごいです。
また切込みが弱かったのか、はがす際に残す部分のリメイクシートも引っ張られてシワが酷いことになったのでやり直しました。
結果的にクロスのような張り方はDAISOリメイクシートの場合はおすすめできません。
ココがポイント
重ならないように上手く継ぎ足しで貼る方が仕上がりがキレイでべたつきも残りません。
一人で貼る場合はこちらが便利でした。
下画像のように片側を押さえれば、押さえてない側の角を取りやすくストレスフリーで貼りやすかったです。
角が決まったらクランプを取り、剥離紙を少しづつ剝がしながら接着すればOKですよ。
横面の細い部分などは多少はみ出すくらいにリメイクシートを貼り、ふちにカッターの刃を添わせながらカットしてあげればキレイに仕上がります。
組み立てて完成
step
6リメイクしたパーツを元通りに組み立てていきます。
ポイント
- 組み立て方を忘れそうな場合は、解体前に写真をとっておくのも手だと思います。
下がリメイク後の全体画像です。
中段の引き部分の天板もキレイになりました。
天板の上2段は裏も見える部分なので、リメイクシートを貼りました。
まとめ
PCラックリメイク工程について振り返りです。
step.1
パーツ毎にそれぞれ解体していきます。
step.2
フレームに塗料をキレイに塗るための下地処理を行います。
step.3
フレームをストーン調スプレー(ブラックストーン)で塗装します。
step.4
リメイクシートを剥がれづらくするために天板の下地処理を行います。
step.5
好みのリメイクシートを天板に貼ります。
step.6
リメイクしたパーツを元通りに組み立てていきます。
物作りが好きな方は、ぜひ捨てる前に再利用できる方法を考えてみてくださいね。
新品以上にオシャレにあなただけのインテリアができるかもしれませんよ!
最後まで閲覧頂きありがとうございました。