この記事では、ウェルスナビ投資歴2年の私が
- ウェルスナビの投資先はなに?
- ウェルスナビは怪しい詐欺とかじゃないの?
- 投資したところで、どうせ儲からないんでしょ?
- 始めてみたいけど、提携先が多くどれで始めればいいか分からない。
などのような悩みを抱えている方へ向けての記事になっております。
自分が実際に資産運用の一環として取り入れてるので、これから始めようか迷っている方へ多少でも参考になれば嬉しいです。
結論
- ウェルスナビはお金を預けるだけで、個人が設定するリスク許容度に合わせ、ノーベル経済学賞に基づく「現代ポートフォリオ理論」を用いて全自動で最適なポートフォリオで資産運用を始められます。
- ウェルスナビは企業の透明性が高く、様々な不正行為から顧客資産を守る取り組みが分かりやすいです。
- 口座開設は手数料割引(1%が最大0.9%に)があるウェルスナビ公式からの申し込みが個人的には一番おすすめだと思います。
ウェルスナビは投資が全く分からない方でも簡単に始めれるので、資産運用の第一歩として参考になればと思います。
それでは解説していきますね。
ウェルスナビとは。リスク許容度に応じたポートフォリオについて
ウェルスナビとは長期・積立・分散の王道な資産運用を投資一任型で行ってくれるロボアドバイザーになります。
下図がリスク許容度ごとのポートフォリオになります。
引用:ウェルスナビ公式
自分自身でリスク許容度を選択することによって、全自動でウェルスナビが資産運用を始めてくれます。
簡単な投資先の内訳
- 米国株(VTI):バンガード・トータル・ストップ・マーケットETF
マイクロソフトやアップルを初め、米国株式3535銘柄に投資 - 日欧株(VEA):バンガード・FTSE先進国(米国以外)ETF
ネスレやサムスン電子を初め、株式3951銘柄に投資(欧州・日本・カナダなど) - 新興国株(VMO):バンガード・FTSE・エマーシング・マーケッツETF
成長期待が高い株式5066銘柄に投資(中国・台湾・インドなど) - 米国債券(AGC):iシェアーズコア米国総合債券市場ETF
安全性が高い債券に投資(米国債券など) - 物価連動債(TIP):iシェアーズコア米国総合債券市場ETF
物価の上下に合わせて価値が上下する米国の物価連動国債に投資 - 金(GLD):SPDR ゴールド・シェア
金のETFに投資 - 不動産(IYR):iシェアーズ米国不動産ETF
米国不動産市場に投資(住宅やオフィスなど)
種類が多く、個人でこのようにポートフォリオを組み分散投資を行うのは実際すごく難しいと思います。
ウェルスナビでは自動で全ての売買を行ってくれるのでユーザーは楽に資産運用できる点はすごくメリットがあると思いますよ。
下図はウェルスナビ公式で紹介しているリスク許容度ごとの運用実績になります。
引用:ウェルスナビ公式
短い期間の参考値ではありますが、リスクを最大限抑えたリスク許容度1でも4年後に元本265万円が304万円まで増えているので、ウェルスナビで運用するメリットはあると思います。
注意
未来のETFの価値や為替のレート等は分かりませんので、必ずこの通りになるわけでは無い事を理解しておいて下さい。
リスク許容度の選択ですが、ここはご自身の考え方で変わると思いますので、自分に合うリスク許容度を選択しましょう。
ちなみに自分は株式の割合が高いリスク許容度5で運用しています。
ウェルスナビ:企業の信頼性について
簡単な会社概要です。
会社名 | ウェルスナビ株式会社 |
設立年月日 | 2015年4月28日 |
金融商品取引業 | 関東財務局長(金商)第2884号 |
資金移動業者 | 関東財務局長 第00071号 |
加入協会 | 日本証券業協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 一般社団法人 日本資金決済業界 |
法律顧問 | アンダーソン・毛利・友常法律事務所 潮見坂綜合法律事務所 |
会計監査人 | あずさ監査法人 |
資産運用するにあたって信頼性の無い会社だとお金を預けたくないですよね。
その点、ウェルスナビは透明性が高く様々な不正行為から顧客の資産を守る取り組みが分かりやすいです。
信頼できる根拠
- 顧客の資産とウェルスナビの資産を分別管理しています。
- 投資者保護基金に加入しています。
- 不正送金の防止に努めています。
- 2段階認証機能を使用出来ます。
- プライバシーポリシーの順守に努めています。
分別管理を行うことにより、ウェルスナビが仮に倒産しても顧客資産が守られます。
投資者保護基金に加入していれば、ウェルスナビが仮に倒産して、仮に分別管理に不備があって顧客に返還できない場合に日本投資者保護基金が顧客一人当たり上限1000万円まで補償してくれます。
出金先の銀行口座の登録及び変更には、顧客自身の本人確認書類のアップロード及び専門スタッフの審査により不正送金を防いでくれます。
2段階認証では、IDとパスワードの認証に付け加え6桁のコードを用いて不正ログインを防ぎます。
法令やガイドラインを遵守することにより個人情報を保護しています。
このように様々な取り組みを分かりやすく明示していることは、ユーザー側から見ても信頼性の担保の一つになると思います。
更にウェルスナビの凄いところとして
ここが凄いよ!
- 預かり資産3000億円を達成(2020年10月9日時点)
- 口座数34万口座を突破(2020年10月9時点)
正式サービスからわずか約4年2ヵ月の短い期間でここまで人気が出て顧客が付くのは、一つの信頼性の担保になると思います。
提携サービス種類について。どれで運用を始めるべき?
ウェルスナビは沢山の企業と提携しており、どの提携元からでも運用することが出来ます。
ポイント
Wealth Navi for 〇〇
提携元からウェルスナビを運用する場合、〇〇の部分に企業名等が記載されております。
提携有り
- SBI証券
- 住信SBIネット銀行
- 全日本空輸(ANA)グループ
- ソニー銀行
- イオン銀行
- 横浜銀行
- 日本航空(JAL)
- TOKYU POINT
- auじぶん銀行
- SBIネオモバイル証券
- 東京海上日動
- 北國銀行
- 小田急ポイント
- 東京スター銀行
ちなみにですが、どこから登録してもウェルスナビ自体のパフォーマンスは変わりません。
ですが、個人的には「WealthNavi」からの申し込みが一番いいと思います。
Wealth Navi for ではない本家のウェルスナビです。
理由
- 預かり資産に応じての手数料割引(通常1%が最大0.9%に)があるのは「Wealthnavi」だけです。
10年~30年の長期運用が基本になるので手数料割引が少しでも適用されると嬉しいですね。
注意すべき点として、ウェルスナビを始めるに当たり最低必要資金が異なります。(基本は最低10万円必要です。)
必要資金
- Wealth Navi for ネオモバ(最低1万円)
- Wealth Navi for ANA(最低30万円)
Wealth Navi for ネオモバは最低1万円からスタート出来るため、10万円出すのがしんどい方は検討するのもありだと思います。
資金が貯まったからといって、本家ウェルスナビへ資金をシフトするなどは出来ないので注意してください。
変更するには一度口座解約して、新規申し込みしないと変更出来ません。
個人的には長期運用が前提なので、手数料割引があるウェルスナビ公式からの口座開設がおすすめですがご自身の状況に応じて検討してみて下さい。
まとめ
長くなりましたが、ウェルスナビまとめです。
まとめ
- ウェルスナビは簡単にノーベル経済学賞に基づいて資産運用が出来るので、投資がよく分からないけど資産運用してみたい方に特におすすめです。
- 企業の透明性が高く、不正防止など様々な取り組みを分かりやすく明示していることは、企業として信頼出来る点になると思います。
- ウェルスナビを始めれるなら、長期運用前提なので手数料割引があるウェルスナビ公式からの口座開設が個人的にはおすすめです。
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長くなりましたが、最後まで閲覧頂きありがとうございました。